とにかく身体がスパイスを求めている今日この頃。お食事でも、スイーツでも、とにかくとまらないスパイス欲。
この欲望のもと、先月シンガポールに行ったときに入手したジンジャーミンチを使ってマドレーヌを焼きました。
焼き菓子づくりにおいてはバター至上主義を貫きたいところだけれど、どのスーパーを覗いてもバター品切れだったので、オリーブオイルで代替してみました。
使ったのは、ピュアオリーブオイル。(エキストラバージンのオイルは加熱に不向きなので)
EXバージンのように香りが強くないので、ジンジャーの風味を邪魔せず、意外と問題なく美味しく仕上がってくれました。
バターの芳醇な香りが望めない分を補うために、バニラの香りづけをしたのが良かったのかも。
コクのある風味の中にもキリッとアクセントが効いていて、我ながらグッドバランスでした:-)
マドレーヌのレシピは色々あるけれど、この配合↓がいちばんシンプルで覚えやすく作りやすく、しかも、はちみつがたっぷり入るのでとーってもしっとりしてくれます。
卵:バター:薄力粉:砂糖:はちみつ=1:1:1:0.5:0.5
今回はこのバターのかわりにピュアオリーブオイル、砂糖は三温糖を使用。
卵の重量をはかったら2個で120gあったので、この数字に基づいて他の材料を用意しました。
この卵2個分の生地に対して、
- 加糖タイプのジンジャーミンチ大さじ2杯と、
- バニラエクストラクト(バニラビーンズで香りづけしたウォッカ。バニラエッセンスがわり)大さじ1杯
を加えました。
手順はこちらを参考に。(ジンジャーとバニラは、溶かしバターの次のタイミングで加える)
☆マドレーヌ☆ by ☆栄養士のれしぴ☆
マドレーヌの生地づくりは、パンケーキ並みに簡単お手軽でいいですね:-)
生地が余ったのでマフィン型でも焼いて、自分の朝ごはんにしました。コーヒーとの相性ばっちり。
ちなみに、マドレーヌはフランスの伝統菓子で、生姜はフランス語で「ジャンジャンブル(gingembre)」と言うそうです。
「ヴァニーユ」、「マドレーヌ」、「ジャンジャンブル」。フランス語ってなんでこんなにロマンチックな響きなんでしょうね。
「茄子」でさえフランス語では「オベルジーヌ(aubergine)」になっちゃうんだから。「カフェ茄子」は絶対いやだけれど、「カフェ オベルジーヌ」なら、あらいいじゃないって思っちゃう。
フランス菓子の魅力ってロマンチックな名前によるところも大きいと感じる今日この頃です。
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