物欲が減るベルリンと、資本主義感溢れるシンガポール。

By 日曜日, 3月 24, 2019 Permalink

ベルリンに住み始めてからもうすぐ1年、物欲がだいぶ減りました。

というか、身の丈に合ったレベルに落ち着いたって感じかな。

  • 日本からベルリンに引っ越す際、大量の物を捨てて罪悪感MAXだったから
  • 家具付きアパートに住んでるから、インテリア用品を買う必要がない
  • ベルリンでは東洋人というだけで目立つから、洋服で個性出したい欲が消えた
  • むしろ目立ちたくない(犯罪のターゲットになるリスクを下げるために)
  • もちろん高価なものも身につける気にならない
  • ベルリナーもラフな服装の人が多く、東京ほど気合い入ってない

などがその理由。

ここ1年ほど、服はほぼユニクロでしか買ってません。ユニクロ至上主義者になってしまった…。

バブリー☆シンガポール

そんな感覚で1年半ぶりにシンガポールに来たら、まあ眩しいこと眩しいこと!

若い人でも普通にブランドバッグを持って日本でいう銀座的な通りを闊歩してるし、金融街にはいかにも仕立ての良さそうなシャツを着たビジネスマンたちで溢れてるし(暑いからさすがにジャケットは着てない)、何よりこの景色よ。

シンガポール金融街
シンガポール マリーナベイサンズの夜のショー

何回見ても圧倒される。

資本主義の極地。

ここから見えるビルだけで、一体どれだけのマネーを動かしてるのか。

こんな近代的で背の高いビル、ベルリンで見たことないです。

逆に、ベルリンの長い歴史と文化をあらわすような建物は、シンガポールがどれだけお金を注ぎ込んだって用意できないものだけれど。

シンガポールでは「あそこはマネーが集まってきてる」とか「今回うまくいったからニューヨークのマンション1つ買おうかな」なんて話し声が普通に聞こえてきて、

そんなセリフ、ドラマでしか聞いたことない身としてはなかなかおもしろいです。

バッグに見る時代性

日本でも、私が高校・大学生の頃は、若い人でも積極的にブランドバッグを持ってました。

今でも印象に残ってるCanCamの特集が、

読モが自宅で自分の持ってるブランド品を全部広げて、その真ん中に自分が座って「これが私の持ち物です♡」みたいにやってるやつ。

時代を反映してたなあって思います。

最近は、ロゴばーん!みたいな分かりやすいブランドバッグを安易に持つのってあんまりクールじゃない印象。

持つなら、それに見合うだけのセンスが暗に求められてるような…。

ベルリンはそれが更に進んでて、ベルリナーがよく持ってるバッグといえば、巾着を背負うみたいなバッグ(小学校の家庭科の授業で作ったやつ…)とか、トートバッグとか。

見るからに金銭的価値の低そうなバッグです(失礼)。

もはやバッグというか袋。

最初の頃はマジで?って思ったけど、今では全然アリって思えちゃう不思議。

所変われば品変わる

シンガポールは最近ようやく建国50周年を迎えた国で、まだまだ若くて成長にもブランド品にも貪欲な国。

一方で波乱万丈な長い歴史を持つベルリンでは、ブランド品はもはや威厳の象徴ではなくなってる。

日本は、その中間くらい?

日本や欧米諸国では資本主義はもう限界、機能不全に陥ってると言われてる。

それは確かにそうなんだろうけど、でも現状としてシンガポールは資本力でアジアひいては世界のビジネスを強力に動かしてて、私のように金融とか貿易とか全然関係ない人間でも、巡り巡ってその恩恵を受けているはずで。

だからどうしたって結論はないんだけれども。

どれがいいとか悪いとかなんて意見を持てるほどの知識も持ち合わせていないんだけれども。

自分のベース部分にあると思ってた価値観だって、ところ変われば簡単に覆るものだなあ。

ということを、シンガポールに滞在したこの3週間でしみじみと感じました。

明日の便でベルリンへ戻ります。

シンガポール プールサイドからの景色

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