ここベルリンでは9月後半あたりから早くもスーパーにはクリスマス菓子が売られて始めていました。
ドイツに引っ越してきて初めて迎えるクリスマスシーズン。
テンション上がらないわけがない。
しかも、ドイツ菓子って隣国フランスの影に隠れてて地味だけどクリスマスだけは特別だから。
クリスマスシーズンだけは、お菓子界の中心はドイツだから!(たぶん)
新宿伊勢丹だって今年シュトーレン特集組んでますからね。
→日本人パティシエのシュトーレン|伊勢丹のクリスマスケーキ&ギフト|2018|伊勢丹新宿店
この2ヶ月間、徐々に店頭に増えていくクリスマス菓子をウォッチしつつ、せっせと色んなクリスマス菓子を試してきました。
バウムクーヘンシュピッツェン(Baumkuchenspitzen)
スーパーにクリスマス菓子コーナーができた時、一番最初におかれてたのがシュトーレンとこのバウムクーヘンシュピッツェンでした。
1箱2ユーロくらい。
大手スーパーのREWEやLidlでは大抵売ってます。
シュピッツェンはドイツ語で先っちょっていう意味なんですが、バウムクーヘンをひと口サイズにカットした形が先っちょっぽいからそう言われてるのかな?
見てのとおり、カットしたバウムクーヘンにチョコレートをかけたお菓子です。
まあこれで美味しくないわけがない。
日本でも新宿伊勢丹にあるドイツ菓子店のホレンディッシェ・カカオシュトゥーベにて通年で売られています。
→バウムシュピッツ|ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ | 伊勢丹オンラインストア
切り分ける手間がないから日本にいた時は手土産として重宝してました。
バウムクーヘン(Baumkuchen)
バウムクーヘンって本国ドイツでは日本ほどメジャーじゃないんですが、スーパーのクリスマス菓子コーナーには大抵おいてます。
でも全部こうしてチョコレートがけになってる。
日持ちさせるためかな?
チョコがけしてないバウムクーヘンは、ちゃんとしたコンディトライ(お菓子屋さん)でしか見たことがありません。
あと、BIO系のスーパーのパンコーナーに売ってたバウムクーヘンも食べてみました。
まあ可もなく不可もなくかなあ。(丸いのは別のマジパンのお菓子)
ライジーファー(Leysieffer)のレープクーヘン(Lebkuchen)
クリスマスの味がするお菓子。
大好き。
スパイスが効いてるのでバウムクーヘンシュピッツェンほど日本人向けではないけど、昔絵本で見たクリスマスの光景が思い浮かぶような味です。
食感はソフトクッキーに近いかな。噛み締めて美味しさを味わう系。
今年はまだこのライジーファー(ドイツの老舗菓子ブランド)のレープクーヘンしか食べてないですが、他のも試してマイベストレープクーヘン2018を選出したい。
ドミノシュタイン(Dominosteine)
スパイスの効いたレープクーヘンと、フルーツジャムと、マジパン(アーモンドペースト)の3層生地をひと口サイズにカットしてチョコがけしたお菓子。
贅沢なお菓子です。
スパイシーさ、フルーツの酸味、アーモンドのコク、チョコレートのほろ苦さが渾然一体となってお口の中でハーモニーを奏でますからね。
スーパーやドラッグストアでも売ってます。1袋2ユーロくらい。
ライジーファーのドミノシュタインも食べました。
中身の違いはあんまり分らなかったけど、やっぱチョコレートの違いが大きい。さすがに。
ライジーファーはチョコレート得意分野ですからね。よく知らないけど。
ライジーファーのシュトーレン(Stollen)
これまで食べたシュトーレンの中でいちばん美味しかった!
シュトーレンはパン屋さんで菓子パン的な感じで売られてるけど、このシュトーレンはお菓子屋さんのシュトーレンだから、菓子パンじゃなくてケーキって感じでとってもリッチ。
その分パン屋さんのシュトーレンよりだいぶお高いですが笑
そもそもライジーファーは高級店だから仕方ないっ。
ランベルツ(LAMBERTZ)のプリンテン(Printen)
ドイツのアーヘンという街の名物で、古い歴史を持っててレープクーヘンの元になったお菓子。
見た目固そうだけど、カリッとはしておらず、もぎゅっとした食感。
このLAMBERTZっていうお菓子メーカーはドイツでは昔からあって有名みたいで、デパートによく売ってます。
これから本格的にクリスマスシーズンに入っていって更にいろんなドイツのクリスマス菓子を試す予定なので、また溜まってきたら第2弾にまとめます。^o^
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