前回はピエールマルコリーニのサロンで食べたケーキ”Désir”について書きましたが、自分土産用に買った詰め合せボックスもまた大変素晴らしかったです。
最終日、駅に向かう直前に買ったので適当に選んだボックスだったのですが、これが大正解でした。
夏のコレクション 果実と花のガナッシュショコラ
Ganaches chocolat aux fruits et fleurs
趣向を凝らしたフレーバー
何が素晴らしいって、それぞれの素材の組み合わせが素敵すぎるんですよね。
写真左から順に、
- FRAISE VERVEINE:いちごとレモンバーベナ
- FLUER D’ORANGER FRAMBOISE:オレンジの花とラズベリー
- ZÉPHYR:ローズとパッションフルーツ
- FENOUIL AGRUMES:フェンネルと柑橘類(柚子、ミカン、レモン)
- JASMIN BERGAMOTE:ジャスミンとベルガモット
- YUZU MANDARINE:柚子とミカン、ライム
このリーフレットを眺めながら、どれから食べるか考える時間ですら至福。
“ZÉPHYR”(ゼファー、ゼフィール)ってフォント名しか知らなかったんですが、調べて見たらギリシャ神話に出てくる神様のようですね。
組み合わせの妙
チョコレートのみならず、ケーキとか紅茶とかスタバの新作フラペチーノとか、「○○と○○の組み合わせ」っていう情報自体が魅力の一部ですよね。
高級レストランで、メニューを読んで料理を想像しながら選ぶのもお楽しみ時間のうちっていうのと同じで。
その点においてこの夏限定チョコレートはほんとに素敵。
食べるたびにこのリーフレットを眺めて楽しんでましたました。
こういう前情報なしに、己の舌だけで味わう楽しみ方ももちろんあるけれど、私にはそんな正確な味覚は備わってないし、フレーバーひとつひとつに思いを馳せたいというか。
あ、これがバーベナで、こっちが苺だな、組み合わせるとこんな味わいになるんだ〜、って楽しみたい。
それが故にピエールマルコリーニのサロンで食べたDésirはフレーバー選びにちょっと失敗しましたが。
それもまた経験。^o^
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