先日、母と一緒にオランダ・ベルギー旅行にいってきました。
最初の4日間泊まったオランダはアムステルダムのAirbnbアパート。
これがまぁおしゃれで。
ただ見た目のいい家具を集めたのではなく、おばあちゃんから譲り受けたり、フリーマーケットで買い集めてきたような、なんとも味のある使い古し感。
IKEAでそれっぽいものを集めただけでは表現できない、
お金を掛けただけでもきっと出せない深みがあって、
これがほんとのおしゃれか…!と痺れました。
このランプとか良く見れば貝殻を花柄に敷き詰めてる。手づくりなんだろうなあ。
ベルリンに来て初めて住んだAirbnbのとんでもアパートは、見た目だけを取り繕ったIKEAの寄せ集めだったから、余計に良く感じたのかも知れませんが笑
旅行などで、ホテル的なツヤツヤピカピカのおしゃれインテリアには触れる機会はあっても、こういう味のある部屋を体験する機会はそうそうないから、これぞAirbnbの醍醐味。
2人暮らしの家だそうで、そのうちの1人とチェックイン時に合いましたが、この部屋がよく似合うおしゃれでチャーミングな方でした。
部屋には、VOGUEとかBAZARとかのファッション誌が山積みだったので、ファッション関係の仕事でもしているのかしら。すてき。
左側に見切れちゃってますが、このどぎついピンクのカーテンに、ミント色のランプシェードを合わせるのか!
とか、
カーテンも柄物なのにベッドカバーも柄物なんだ!でもダマスク柄っぽいカーテンに対してベッドカバーの柄は細かいからちゃんと強弱のバランス取れてる!
とか、
ミント色のランプシェードと同じトーンの薄ピンクの壁の色で全体の統一感をとってる!
とか…
ちなみに、窓辺に置いてある木のまな板は、上下開閉式の窓を完全に締め切らないように、下の部分をちょっとだけ開けられるように窓に咬ませてありました。
古い家だから、便利な調整器具とかないんだろうな。
なんかそういうのも含めて素敵って思っちゃう。
完全になんでも可愛いっていう日本人女子になってました。
別に全部がきちんと整理整頓されているわけではないんだけれど、それすらも住人のストーリーが見えるようで憧れちゃう。
確かに人の気配が感じられるんだけれど、自分が今まで日本で見てきたものとかけ離れすぎていて、ほんとにこんなおしゃれな部屋に住んでる人がいるのか〜、っていう両極端?で不思議な感覚。
壁紙のエーゲ海みたいなブルー(イメージ)座面のワイン色、椅子の脚のオレンジ色、それらを繋ぐ観葉植物のグリーン。
そこに母のワンピースのマスタード色っていう組み合わせが、図らずも完璧な配色。
私もその母のワンピースを着て夕暮れ時の出窓でのんびり。
窓から見えるのは、アムステルダムらしい建物の並び。
もう何もかもが異国情緒溢れすぎ。
最高のAirbnb体験でした。
私たちが泊まったのはこちら。
いつでも予約可能なわけではないと思いますが、もしチャンスがあれば全力でおすすめです!
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