海外旅行にいくときはいつも、紅茶やらお菓子やらヘンな缶詰やら、食べ物中心に自分用のお土産を買い込むんですが、
先月に行ったロンドン旅行のMVPおみやは、フォートナム&メイソンのローズティーでした。
正確には、紅茶じゃなくてpounchong tea(包種茶)。
包種茶って聞き慣れないけど、茶葉を半発酵させた緑茶に近い烏龍茶の一種だそうな。
それはともかく。
香りが、素晴らしすぎ。
嗅覚は五感の中で唯一大脳に直結してるって誰かが言ってたけど、もうほんと飲む前に香りを吸い込むだけで脳内がローズガーデン。
先週末の雨の憂鬱も、このローズの香りが一気に吹き飛ばしてくれました。
(同じくフォートナム&メイソンで買ったローズクッキーも一緒。これまた缶が悶絶レベルでかわいい。^o^)
より香りを堪能できるように、最近はジャンピングティーポットで紅茶を淹れているのですが、
このローズティーは他の紅茶よりも元気にジャンピングするんですよね。
だから香り高いのかな?
しっかりジャンプするのは茶葉が新鮮な証拠だそうなので、見た目だけじゃなくて茶葉の管理もしっかりしてるってことなのかもしれません。
さすが英国王室御用達。
伝統ある有名な紅茶ブランドだから、もちろん日本でも取り扱いはあるけど、
日本だと値段高いし流通網はそんなに太くないから、知ってるけど飲んだことはないって人が多そう。
あとローズヒップティーとかならカフェによくあるけど、ローズティーってなかなか見かけない気がする。
そういう意味でも、お土産としてポイントが高いですね。’u’
地に足のついた高級感
紅茶ブランドとしては、マリアージュフレールを手本につくられたシンガポール発のTWGが好きでちょくちょく飲んでいますが、
つい最近ジャンピングし出した素人的には、フォートナム&メイソンもTWGも同じくらいハイクオリティに感じます。
茶葉だけじゃなくて、お店の内装とかパッケージデザインとか、妥協を許さない世界観づくりも。
こちらはロンドンの中心地ピカデリーにあるフォートナム&メイソン本店。夢の世界。^o^
一方こちらはシンガポール名所マリーナベイサンズのお膝元にあるTWGティールーム。
違いといえば、フォートナム&メイソンは地に足がついてるけど、TWGは浮世離れしてるイメージ、かな。お店の内装でいえばどちらも十分非日常的なんだけども。
そもそもフォートナム&メイソンは、紅茶が代名詞ではあるけど紅茶以外も売ってる食材店で、
高級店ではあるけどあくまで食材店らしい実用的な感じが残ってて。
でもTWGの趣向は、完全に高級ホテル。
いかにも好況に沸くシンガポールらしい勢いをばしばし感じます。
価格も、TWGは堂々たる感じだけど笑、フォートナム&メイソンはTWGと比べて低く、実用的なラインに設定されています。
個人的には豪華絢爛で南国らしい鮮やかさのあるTWGがたまらなく好きだけど、
(生まれてすぐバブルが崩壊して、失われた20年の中で育った反動かな…-_-)
確かな気品と、渡す相手を選ばない落ち着いたトーンと、相手に気遣わせない程度の価格設定で、
おみやげ優等生なフォートナム&メイソン、なかなか良きです。
ティーポットはiwakiのものを使用中。
キッズのニット帽がティーコージーがわりです。
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