実家ではずっとテフロンのフライパンを使っていたので、それ以外の選択肢を考えることもなく、実家を出てからもずっとテフロンを使ってました。
しかーし。
今のマンションに越してきてから、テフロンフライパンの劣化がまぁ激しいこと激しいこと。
そんなフライパン古くないはずなのに、5歳児が作ったのかってくらい壊滅的なオムレツを量産して、さすがになーんかおかしいな〜と思って調べてみて初めて知ったんですけど。
IHってガスよりも強いから、強火でがんがん使うとテフロンフライパンの傷みスピードが半端ないらしい。
ていうかそもそも、テフロンって高温に弱いから、IHの場合強火にするといろいろまずいらしい。
(傷みが早いだけじゃなくて、傷んでハゲたテフロン成分は身体によろしくないらしい)
もちろんそういう注意書きはうちで使っていたティファールの説明書にもきちんと書かれているそうだけど、電子機器ですら説明書をほとんど読まない私が、フライパンの説明書など読むはずもなく。(すみません)
この1年間、積極的にテフロンを摂取していました。
これはまずそうだ〜ってことで、テフロンフライパンのかわりにおすすめされてた鉄フライパンに切り替えることにしました。
使ってみたら意外と面倒じゃなかった鉄フライパン
鉄フライパンを使うにあたって、いちばん気になったのはお手入れをちゃんとできるかどうかってところでした。
- 使う前は油返しをしろとか、
- 作った料理をそのままフライパンの中に放置しちゃだめとか、
- 使い終わったフライパンはすぐに洗って水気をとれとか…
やったことがなかったので、途方もなく面倒くさそうで…
かなりためらったんですが、やっぱりテフロンを使い続ける気にはなれないし、面倒かどうかなんてやってみないと分からないじゃないっていう、そりゃそうだっていう結論に至りまして、
ネットで調べた中でいちばん初心者でも扱いやすそうで評判の良い「リバーライト 極ROOTS フライパン」を買ってみました。
今は買ってから2ヶ月ちょっと経ったけど、実際使ってみた感想としては、
どうってことなかったな
って感じ。
油返し
使いはじめる前に、いちばん面倒くさそうだなって思ったのがこれ。
今まで家で揚げ物は一切しなかったので、オイルポットすらなかったんですよね。
でもまぁ何事も経験と思ってAmazonでダサくないやつを買って、今では料理をする前には油返しするようにしています。
1回やればこんなもんかって感じで、大した手間でもないので、2回目からは普通にやってます。
そりゃあテフロンフライパンみたいに普通に油ぴゅってするよりは手間だけど、
こうやって鉄フライパンの表面に油膜を作ることの効果が実感できるので、手間が気にならないというか。
オムレツなんか、フライパンの上をトゥルットゥルに滑りますし。
鉄分も摂取できますし。
でもほんとにちょっとベーコン焼きたいみたいな時はもう油返しせず油ぴゅって敷くだけでやっちゃってますが、2ヶ月使ったから焦げ付きは全くないです。
ちなみにフライパンを買っていちばん最初は「油ならし」っていうのもしなきゃいけないんだけど、私は油ならしがてらにサーターアンダギーを作りました。
こういう素朴なお菓子って自分で手作りしたものがいちばん美味しかったりするので、これもまた手間というよりは普通に楽しくできました。
使い終わったあとのお手入れ
今は季節的に、料理を常温で放置したらお腹痛くなっちゃいそうな時期なので、「作った料理をそのままフライパンの中に放置しちゃだめ」っていうのは言われなくてもやりますって感じで、特に鉄フライパンだから面倒だわぁ、って思うことはないです。
あと、今まではちょっとした怠け心から使い終わったフライパンをシンクに放置しがちだったけど、これも「すぐ洗わないといけない」って強制力がかかると自動的に体が動くので、思ったより全然めんどくなくて、普通にできました。
「今洗ったほうがいいけど後でもいっか〜」
って選択肢が両方あると急に怠け心が膨らむけど、一択しかないと怠け心も出てこれなんですね。
ってことを、鉄フライパンに教わりました。
案ずるより産むが易し。
鉄フライパンの使い心地
鉄って重いのかなって思ったんですけど、このリバーライト極はその辺りも考慮されてるみたいで、軽くはないけど重くもないです。
さっきから普通って言葉を多用してますけど、これも普通の重さです。
お箸より重いものを持ったことがないわっていうお嬢様でもない限り、無理なく使えそう。
私が以前使っていたIH用のティファールのフライパンの方がずっしりでした。あれは重かった。
収納というか、使わない時は吊るしてます。
パンケーキも全然焦げ付きません。
今では、鉄フライパンにして満足でしかないです。おすすめ〜。
コメントを書く