先日ついに鉄フライパンに手を出しまして。
実家を出てから家で揚げ物は一切したことがなかったのですが、新品の鉄フライパンには「油ならし」(まだ油が全くなじんでおらず焦げ付きやすい状態のフライパンに油をなじませること)
を最初にしなくてはならないそうで。
揚げ物をすれば、その油ならしと調理を兼ねることができるということで、サーターアンダギーをつくりました。
うちは母方ががっつり沖縄の家系でして。
小さい頃から祖母の手づくりサーターアンダギーをよく食べていたけど、自分で作るのは初めてで、揚げ具合とか探り探りだったけど、工程自体はパンケーキ並みに簡単にできました。
サーターアンダギーの作り方
こちらのクックパッドレシピを参考につくりました。
トッピングのスポイトには、それぞれミルクチョコソースと苺ジャム(固形じゃなくて液体っぽくなってるとこだけスポイトでぴゅっと吸いました)が入っています。
このスポイトは海外のキッチン道具屋さんで買ったものですが、東京でもデパートのキッチン用品売場とかでは売っていた気がします。
あと、かっぱ橋には売ってました。20個入りくらいで数百円、みたいな感じだったかと。
材料
ここ1年くらい、家では、小麦粉は国産で砂糖は白くないものを使うようにしています。
輸入小麦は農薬がどうだとか、白砂糖の危険性とか、正直言い始めたらキリがない。
実際どこまで身体に影響があるのかなんて分からないし、ネットによくあるような、いたずらに危険性を煽るコピペ情報を鵜呑みにするのもどうかと思う。
食べ物と身体の関係性って、
これを食べたらこうなる!
なんて単純なものじゃないと思うし。
とは言え、すすんで農薬を体内に入れたいわけでも、栄養素が取り除かれてしまった砂糖を食べたいわけでもない。
無理のない範囲で、なるべく身体のプラスになりそうだと思えるものを選びたい。
ということで、自分が料理に使う分は、今までよりちょっと気を配って、いつも行ってるスーパー以外にも選択肢を広げてから選ぶようにしています。
さったーはんびん
余談なんですけど、祖母や曾祖母は、サーターアンダギーのことを「さったーはんびん」と言っていて、私もずっとそう呼んでいました。
大人になるに連れて、世間一般的には「サーターアンダギー」と言うらしいと認識して、家族以外には「さったーはんびん」と言わなくなったんですが、
じゃあ「さったーはんびん」はどこから来たんだろう?
と思ってググったら、どうやら八重山諸島(那覇よりもっと南で、石垣島や竹富島、西表島とかがあるあたり)ではサーターアンダギーのことをさったーはんびんと言うらしいです。
そして、まさに母方のルーツは八重山。
沖縄って一言でいっても島ごとに文化や言葉が違ったりするらしいけど、それがこのお菓子にも現れてるんだなって思った話でした。
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