19世紀にクレープシュゼットを考案したと言われている料理人、アンリ・シャルパンティエ。
アンリ・シャルパンティエと言えば、全国のデパ地下に店舗展開している洋菓子屋さんだけど、私の中でアンリと言えば、数年前のクリスマスイブ。
まだ大学生だった時だけど、銀座のアンリ・シャルパンティエ本店でデザートを食べたんですよね。
ひとりで。φ_φ
特に傷心していたとかじゃなくて、ふつうに銀座で買い物しててたまたまお店の前を通りすがって、せっかくだからデザートでも食べて帰るかってフラッと入って、
「お客様、何名様でしょうか?」って聞かれて。
その瞬間、自分の間違いに気付きました。周りを見渡しても、ひとりの客なんてひとりもいなかったですからね。
本当はお店の看板メニューであるクレープシュゼットを頼みたかったんだけど、あれって目の前でデザートの仕上げのパフォーマンスをしてくれるんですけど、イブにひとりで来てる客の前でパフォーマンスするパティシエも気まずかろうと思い留まりました。
当時はランチならレストランのコース料理もひとりで食べてた程度にはひとり遊びを楽しんでたんですが、さすがにアレはなかったなって今では思います…。むしろひとりランチコースも今はもうできないかも。間が持たなそう。
前置きが長くなりましたが、そんなほろ苦いぼっち体験を想起させるクレープシュゼットを、グレープフルーツを使ったほろ苦仕上げで作ってみました。
バニラで香るグレープフルーツのクレープシュゼット。-u-
本当はルビーグレープフルーツを使って淡いピンク色のバレンタイン仕様のクレープシュゼットにするつもりだったんですけど。
なぜか、スーパーで買ってきたグレープフルーツをカットして中から現れたのは、ホワイトな果肉で。確認したはずだったんだけど、商品名を見間違えたのかしら…。T_T
そんなちょっとした心残りはあるけれども、私の好きな染みてる系デザート、存分に楽しみました。
過去のほろ苦ぼっち体験を昇華できた気がします。笑
作り方
クレープ生地の作り方→ 生地がおいしいクレープ by トムすけ
仕上げ→ オレンジジュースで❖クレープシュゼット by ラ・ランド
クレープシュゼットって、オーブンとか使わずフライパンでできるし、特殊な材料使わないところが手軽でよいです。-ω- グランマルニエのかわりに、バニラエクストラクトで風味付けしました。
テーブルウェア
- メイン皿:ZARA HOME
- カトラリー:ZARA HOME
- マグカップ:Francfranc
- ティーポット:Francfranc
- ランチョンマット:Chilewich
柄の足し算だらけの組み合わせ。それが好きです。-u-
今日の雑記
ビーツ熱が冷めやらず、今度はピンク色のスープを作ってみたい!と思って、ほんのり桜色のビシソワーズを作ろうと試みたのですが…
なんか、牛になりました。
ビーツの取り扱いにまだ慣れてなくてピンクが濃すぎたのと、お皿の絶妙なミスチョイスで…
あと、マックでやってたチョコがけのフライドポテトもおもしろいアイディアだなと思って試してみたのですが(ポテトの横に添えてるのがチョコソース)、じゃがいものポタージュにフライドポテトを組み合わせるっていう栄養士が卒倒しそうな献立。いやもうこれは献立とはいえない…。
全体バランスというものを一切考えず、作りたいもの作ってみたらこうなりました。
準備8割本番2割ってやつでしょうかね。’ω’ そしてチョコがけポテトは、美味しいっちゃ美味しいけど、こういう太いフライドポテトじゃなくてマックみたいに細いやつの方が合うと思います。
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